最終更新日 2025年2月16日
CCNA未経験者でも90日で合格できる理由
本セクションでは以下の内容について解説します。
CCNAは独学で取得可能？
CCNAは未経験者でも独学で取得可能です。ただし、計画的な学習と実践的な演習が不可欠です。
CCNAはネットワークの基礎から実践的な技術まで幅広く問われる試験ですが、難解な数式やプログラミングスキルは不要です。
そのため、適切な教材と学習スケジュールを組めば、未経験者でも90日で合格することは十分可能です。
ネットワークの知識がゼロでも、CCNAの勉強を始められますか？
もちろん。CCNAは初心者向けの資格だから、ネットワークの基礎から学べるよ。ただ、独学なら実践的なラボ環境（Packet Tracerなど）を活用することが重要だね。
独学だと途中で挫折しそうですが、どうすれば継続できますか？
短期間で合格を目指すなら、明確な目標とスケジュール管理が鍵だね。例えば、1日2時間×90日と決めて勉強する習慣を作るといいよ。
90日で合格できる勉強スケジュール
効率的な学習計画を立て、段階的に知識を積み上げれば、90日で合格できます。
当方が実際に受験してみた結果、以下の3ステップで学習を進めるのが理想的だと考えています。
- 1ヶ月目（基礎固め）
- ネットワークの基本概念を学習
- CCNA公式テキストや動画教材を活用
- Cisco Packet Tracerの基本操作を覚える
- 2ヶ月目（実践演習）
- 模擬試験を解きながら理解を深める
- ラボ環境で実際にコマンドを試す
- 間違えた問題を徹底的に復習
- 3ヶ月目（試験対策）
- 本番を意識した模擬試験を繰り返し解く
- 知識の抜け漏れを最終チェック
- 試験当日の流れをシミュレーション
未経験から90日で合格するのはハードルが高くないですか？
確かに簡単ではないけど、ポイントを押さえた勉強法を実践すれば可能だよ。特に、座学だけでなく手を動かして学ぶのが重要だね。
どの教材を使えばいいですか？
CCNA公式テキスト＋動画学習＋模擬試験の組み合わせが鉄板だね。特に、模擬試験は本番の難易度に近いものを選ぶと効果的。
CCNA試験の概要と最新情報【2025年版】
本セクションでは以下の内容について解説します。
2025年版 CCNA試験の出題範囲
2025年版CCNA試験の内容は、ネットワークの基礎知識に加え、セキュリティや自動化関連のトピックが強化されている。
現在の試験（200-301 CCNA）は、以下の5つの主要分野から出題されます。
- ネットワークの基礎
- IPコネクティビティ（ルーティング）
- IPサービス（NAT, DHCP, QoSなど）
- セキュリティ基礎（ACL, VPN, Firewalls）
- 自動化とプログラマビリティ（Python, API）
CCNAの試験範囲ってどれくらい広いですか？
思ったより広いよ。ネットワークの基本からセキュリティ、自動化の基礎までカバーしてるから、バランスよく学習する必要があるね。
プログラミングの知識は必要ですか？
PythonやAPIに関する出題はあるけど、基本的な理解だけでOK。実際にコードを書く問題はほぼ出ないよ。
CCNAの出題範囲や出題形式については以下の記事で紹介しているのでよかったら見てみてください！
CCNAの合格率と難易度
CCNAの合格率は約25～30%と低めだが、適切な準備をすれば十分合格可能。
CCNAの難易度は「中程度」と言われていますが、ネットワーク未経験者が短期間で合格するには、しっかりとした学習計画が必要です。
特に、試験は選択式＋ドラッグ＆ドロップ＋シミュレーション問題が混ざるため、実践的な対策が求められます。
CCNAの合格率って低いんですね…。やっぱり難しい試験ですか？
そうだね。でも、落ちる人の多くは学習時間が足りていないだけ。しっかり準備すれば、未経験者でも十分合格できるよ。
受験して分かった効率のいい勉強方法
本セクションでは私が実際に受験して学んだ効率のいい勉強方法を紹介します。
おすすめの勉強方法は以下です。
具体的な学習方法について以下で解説していきます。
- ステップ1シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集の熟読
基礎知識を身に着けるために「CCNA 完全合格テキスト」を熟読します。
この熟読の際、必ず自分で身近なものに関連づけて直観的に理解しようとすることが大切です。
例えば、無線LANのSSIDを、「無線LANネットワークの識別名」と教科書通りに覚えようとしてもなかなかピンと来ないので、「携帯でWi-Fiをつなぐときに選択するやつ(例えば、00_MCD-FREE-WIFI)」と直感的に理解することが大切です。
■熟読手順
この参考書は各分野ごとに、「概要」⇒「詳細」⇒「Ciscoの設定(コンフィグ)」⇒「IPv6利用時の設定」の順序で記載されています。
基本的には一言一句納得できるまで理解しながら読み進め、不明な点があれば、納得できるまで調べましょう。
本テキストの熟読を2周し、基礎知識を定着させます。全体を通し熟読することで全体像をつかみやすくなり、体系的に理解できます。結果、この後のステップの学習がスムーズになります。
■ポイント
特に重点的に学習した方が良いのが「サブネット計算、VLANとVLAN間ルーティング、STP、ルーティングプロトコル、ACL」の部分です。
上記については重点的に理解することをお勧めします。
理由は、ほぼ毎回試験で出題されるからです。Ciscoの機器の実際のconfig(設定)についても解説されていますが、このステップでは、configの中身は置いておいて、知識の吸収を徹底します。(configはステップ2で対策します)
configは基礎知識がないと理解できず、また、机上学習でconfigを時間をかけて理解してもすぐ忘れてしまいます。そのため、ステップ1では概念の理解を徹底します。
本参考書の総合問題は解く必要はありません。問題が簡単すぎて試験対策にならないので当方は不要だと考えています。リンク - ステップ2Packet Tracerを使用した実機学習
Packet Tracerを使用して実際にconfigを入れていきます。
■学習手順
Packet Tracerを活用し、「サブネット設定」「VLANとVLAN間ルーティング」「STP」「ルーティングプロトコル」「ACL」の5つの単元に登場する設定を実際に自分で設定します。
なぜなら、これらの分野はCCNA試験で頻出かつ、実機でのスキルにも直結するからです。
■ポイント
実機で設定を入れる際、エラーで躓くことが多々発生しますが、多々躓くことで深く理解できます。
なぜなら、実機に設定を入れて躓くことで自分の理解が足りない部分が浮き彫りになるからです。エラーを解決するために対処することで理解が足りない部分と向き合うことになるので物凄く知識向上につながります。なので必ず設定を自分で実践することをお勧めします。
■ポイント
エラーで設定が上手くいかない時や、参考書通りの動作が再現できていない時は必ず原因を突き止めましょう。このセルフトラブルシューティングを繰り返すことが一番の合格への近道です。 - ステップ3Ping-tによる問題演習
次はPing-tを使用して試験対策をしていきましょう。
Ping-tは合計5周ほど実施し、ランダムに100問解き正答率が95%取れるくらいになるまで解きましょう。■学習手順
1周目：全問解く
2週目：全問解く
3周目：全問解く(間違えた問題をマークする)
4周目：3週目で誤った問題のみ復習する
5周目：3週目で誤った問題のみ復習する
■ポイント
あくまで問題演習に徹しましょう。Ping-tの問題集では単元ごとに概要説明の資料がありますが、こちらは読まず、ステップ1のテキストで振り返るようにするとよいと思います。Ping-tの問題演習で誤った問題の解説を読むのはOKです。 - ステップ4Ping-tによる模擬試験
Ping-tには全分野から100問ランダムに出題させる模擬試験機能があります。この機能を使用して模擬試験をしましょう。
この模擬試験で95%ほど取れたらCCNAに合格する力がついています。
95%が安定してとれるまで継続して頑張りましょう。
間違えた問題を復習して再度模擬試験をするサイクルを繰り返します。
3回連続で95%取れたらCCNAに合格する力がついているので受験しましょう！
■学習手順
正答率95%を3回連続で出せるまで以下を繰り返しましょう。
・全範囲を指定した100問の模擬試験を受ける
・間違えた問題を復習する
・全範囲を指定した100問の模擬試験を受ける
・間違えた問題を復習する
【体験談】私が90日でCCNAに合格した勉強方法
未経験からCCNAに合格するには、段階的に学習を進めることが重要。
私は「基礎固め → 実践演習 → 試験対策」の3ステップで90日間学習し、一発合格しました。
学習計画を立てて学習したものの、もっと効率的に学習できたと感じています。
実際に使用した参考書や動画学習についてCCNA合格に必要かどうかという観点で赤裸々に語ります。
1ヶ月目｜基礎固め
最初の1ヶ月は、ネットワークの基礎知識を徹底的学びました。
CCNAの範囲は広いため、最初に土台をしっかり固めておかないと、後半の演習でつまずいてしまうと考えたからです。
ネットワークの基礎知識を学ぶ
まず、シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキストを使用し、全範囲を3周熟読しました。
特に以下のポイントを重点的に学習しました。
- OSI参照モデルとTCP/IPモデル
- サブネットマスクとIPアドレスの計算
- ルーティングとスイッチングの基本
- VLAN、STP、ACLの概要
次にUdemyの下記の2つのCCNA講座の動画解説を2周見ました。
内容は分かりやすく、理解しやすいのですが、合計60時間ほどあり結構時間が掛かりました。
また、「シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト」と内容が被っていいたので、基礎知識の習得は、完全合格テキストで学習するか、↓の動画で学習するか、どちらかが良いです。
【前編】未経験から合格！Cisco CCNA試験対策講座（書き込みノート配布はじめました！シミュレーション問題も完備！）
【後編】Cisco CCNA試験対策講座！初心者のための合格講座【書き込みノート配布はじめました！講師に質問し放題】
ネットワークの知識ゼロからどこを最初に勉強すればいいですか？
OSI参照モデルとTCP/IPモデルの理解が最優先。これが分かれば、ネットワークの全体像が見えてくるよ。
サブネット計算が苦手なんですが、どうすればいいですか？
サブネット計算は繰り返し練習するのが一番。最初は計算ツールを使って仕組みを理解し、徐々に手計算できるようにするといいよ。
使用した参考書＆動画教材
- 参考書
- 動画教材
2ヶ月目｜実践演習（模擬試験＆ラボ学習）
知識を定着させるには、座学だけでなく実践的な学習が必要と考え、GNS3とPacket Tracerを使用して実機学習をしました。
GNS3はPacket Tracerよりも本格的な設定が学べるとネットに書いてあったので使用してみましたが、CCNAはPacket Tracerで十分でした。基本的にCCNAで学ぶ内容はPacket Tracerで対応可能です。
GNS3は利用方法などが良く分からない部分が多く、下記の参考書を使用して利用しました。勉強にはなりましたが、CCNAへの合格の観点ではPacket Tracerで十分でした。
Cisco Packet Tracerを活用した学習
Packet Tracerを利用して以下の分野の「シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト＆問題集」に書いている設定を一通り入れました。
実際にconfigを入れる過程で、エラーでつまずいたり、参考書通りの結果にならず苦戦しましたが、この苦戦したことによって理解がめちゃくちゃ定着しました。また、実際に設定を入れるまではconfigの意味があまり理解できていませんでしたが、実際に自分で設定を入れることで、configに対する抵抗がなく、その後の問題演習でもスムーズに学習できました。
- ルーターやスイッチの基本設定
- VLAN、インターフェース設定
- ルーティングプロトコル（OSPF、EIGRP、RIP）を試す
- アクセスリスト（ACL）を適用する
Packet Tracerを使うことで、コマンドの入力やネットワークの動作を直感的に理解できました。
Packet Tracerの使い方がよく分からないのですが…？
最初は公式のチュートリアルを見ながら、基本的なコマンドを試してみるといいよ。Pingが通る仕組みを実際に確認すると、理解が深まる。
模擬試験を繰り返し解く
最後にPing-tを使用して演習問題をひたすらときました。合計5周ほどし、模擬試験で95%が取れるまで勉強しました。
Ping-tの演習問題と近い問題が本番試験で出題されていたので問題演習はPing-tを使用することをお勧めします。
Ping-tを解いた後に「シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト＆問題集」の総合問題集を解きましたが、簡単すぎて試験対策としては効果が薄い印象です。
こちらの総合問題集を解くくらいないなら、Ping-tの問題演習に時間を割いた方が良いと思います。
- 使用した参考書
模擬試験は何回くらい解けばいいですか？
最低でも5回は本番形式で解こう。95％以上の正答率を安定して取れるようになれば、合格の可能性は高い。
3ヶ月目｜試験対策＆直前準備
最後の1ヶ月は、知識の総復習と試験本番を意識したトレーニングを行いました。
試験直前の総復習
- 間違えた模擬試験の問題を再チェック
- 試験範囲のうち、苦手分野を重点的に学習
- サブネット計算やコマンド入力を最終確認
この時期は、新しいことを学ぶよりも「知識の整理」に重点を置きました。
試験直前はどんな勉強をすればいいですか？
苦手分野の克服と、模擬試験の復習に集中するのがベスト。新しい知識を詰め込むよりも、覚えたことを確実に理解しておこう。
試験当日の流れを確認
❶試験開始30分前に準備を整える
❷最初の10分で問題の形式を確認
❸時間配分を意識し、焦らず解く
❹シミュレーション問題は慎重に取り組む
試験本番で緊張しないためには？
模擬試験を本番と同じ環境で何度も解くこと。事前に試験の流れをシミュレーションしておくと、落ち着いて受験できるよ。
まとめ
- 1ヶ月目：基礎固め → 参考書＋動画で知識を吸収
- 2ヶ月目：実践演習 → Packet Tracerで手を動かす
- 3ヶ月目：試験対策 → 模擬試験と総復習で仕上げる
このスケジュールを実践し、私は90日でCCNAに合格しました。
未経験でも、計画的に学習すれば一発合格は十分可能です。
【失敗しない】CCNA試験攻略のコツと注意点
CCNAに合格するには、インプットとアウトプットをバランスよく進めることが重要。
座学だけではなく、実機演習や模擬試験を組み合わせることで、短期間でも合格できる可能性が高まります。
効率的な勉強法のポイント
- 基礎を固める（1ヶ月目）
- 「サブネット設定」「VLANとVLAN間ルーティング」「STP」「ルーティングプロトコル」「ACL」を重点的に学習
- 参考書と動画を活用して知識を吸収
- 実践演習を行う（2ヶ月目）
- Packet Tracerを使い、実際にネットワーク機器を設定
- ルーティング、スイッチング、ACLの設定を練習
- 模擬試験で試験形式に慣れる（3ヶ月目）
- 本番形式の問題を時間を測って解く
- 間違えた問題を復習し、知識の穴を埋める
独学でCCNAに合格するための勉強のコツは？
座学＋実践＋模擬試験の3本柱で学習することが鍵。知識を詰め込むだけでなく、コマンド操作にも慣れておこう。
よくある失敗パターンとその対策
CCNAに落ちる人の多くは、学習方法に問題がある。失敗しやすいポイントを事前に把握しておけば、合格率を大幅に上げることができます。
よくある失敗パターン
- 座学ばかりで実践をしない → Packet Tracerで手を動かす
- サブネット計算を後回しにする → 毎日問題を解く習慣をつける
- 演習試験を受けずに本番に挑む → 最低5回は本番形式で解く
どんな勉強法が間違った方法ですか？
参考書を読むだけの勉強法はNG。実際に手を動かして設定しないと、本番のシミュレーション問題に対応できないよ。
CCNA試験で高得点を狙うテクニック
試験本番では、時間配分と問題の優先順位を意識することでスコアを上げることができる。
高得点を狙うポイント
- シミュレーション問題を最優先で解く（配点が高い）
- 簡単な問題を先に解き、難問は後回し（時間を有効活用）
- 試験時間を意識してペース配分を決める（1問あたりの平均時間を意識）
シミュレーション問題って、どれくらいの割合で出ますか？
通常2〜3問出ることが多いけど、配点が高いから絶対に落とせない。普段からPacket Tracerで練習しておこう。
【Q&A】CCNA受験に関するよくある質問
本セクションでは以下の内容について解説します。
CCNAは未経験でも合格できる？
ネットワーク未経験でも、適切な学習法を実践すればCCNA合格は可能。
ただし、短期間で合格するためには、基礎知識をしっかり身につけることが必要。
シミュレーション問題って、ネットワーク未経験ですが、CCNAに挑戦しても大丈夫ですか？どれくらいの割合で出ますか？
未経験でも大丈夫だけど、学習計画をしっかり立てることが重要。特にサブネット計算やルーティングの基本は早めに押さえておくといいよ。
CCNA取得後のキャリア・年収アップは？
CCNA取得で転職・年収アップの可能性は高まるが、実務経験が重要。
資格だけでなく、ネットワークの実践スキルも並行して学ぶことが望ましい。
CCNAを取れば、ネットワークエンジニアとして転職できますか？
CCNAは未経験からの転職に有利だけど、実務経験があるとより評価される。ラボ環境を使って実践スキルを身につけると強みになるよ。
CCNAに落ちた場合の対策と再挑戦方法
CCNA試験に落ちても、間違えた部分を徹底的に復習しましょう。
2回目の受験で結構同じ問題が出題されることが多いためです。
Ping-tの模擬試験で95%以上取れているなら、あとは運の問題なので、くじけずトライしましょう
再挑戦のためのステップ
- 模擬試験の見直し（間違えた箇所を重点的に復習）
- 弱点分野の補強（特にシミュレーション問題）
- 試験前にもう一度模擬試験を解く（本番同様に時間を測る）
もし落ちたら、どれくらいの期間を空けて再受験するのがいいですか？
1〜2ヶ月後が理想。すぐに再挑戦すると、同じミスをしやすいから、しっかり復習してから受けたほうがいいね。
まとめ
- CCNA合格には「基礎固め」「実践演習」「模擬試験」の3ステップが重要
- 失敗しやすいポイント（座学のみ、実践不足、サブネット計算の軽視）を避ける
- 試験本番では時間配分を意識し、シミュレーション問題を確実に解く
- CCNA取得後は転職やスキルアップのチャンスが広がる
適切な学習計画と実践的なトレーニングを行えば、未経験からでもCCNA合格は十分可能です。
ゴリタン
インフラエンジニアとして、ネットワークとサーバーの運用・保守・構築・設計に幅広く携わり、
現在は大規模政府公共データの移行プロジェクトを担当。
CCNPやLPICレベル3、AWSセキュリティスペシャリストなどの資格を保有しています。