最終更新日 2024年12月22日
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AWSクラウドプラクティショナーの勉強方法を知りたい。
AWSクラウドプラクティショナーの試験ではどのような問題が出題されるのか知りたい。
合格するにはどのように勉強すれば効率がいいのか知りたい。
AWSの認定資格とは???
AWSの認定資格のタイプ
AWSの認定資格には様々な種類の資格が用意されています。
AWSを使用するエンジニアが、それぞれのエンジニアとしてのキャリアに必要な知識とスキルが
習得できるように、資格体系が構成されており、AWSの資格を取得することで効率的に
スキルアップ、成長が見込めます。
AWSの認定資格には以下の2種類のタイプが存在します。
・役割別認定資格
・専門知識認定資格
AWS認定資格は合格後、3年ごとに更新する必要があります。
更新をするには、再認定試験を受験する必要があります。
※役割別資格の場合は、上位レベルの資格を取得して更新することも可能です。
役割別認定資格について
役割別認定は「ベーシック」「アソシエイト」「プロフェッショナル」の3種類があります。
ベーシック
ベーシックではAWSサービスやクラウドの概要など、全体的な理解を証明する資格です。
また、専門知識認定資格の受験資格として、事前にベーシックの資格を取得する必要があります。
※ベーシックの資格には受験資格がないため、誰でも受験可能です。
ベーシックの資格は1種類で、それが「クラウドプラクティショナー」です。
アソシエイト
アソシエイトの資格は技術的な役割に応じた認定資格です。
資格は技術的役割に応じて存在し、合計3種類の資格があります。
※アソシエイトの資格もベーシックの資格同様に受験資格はないため、誰でも受験可能です。
対象者 | 資格名 |
---|---|
AWSの設計者 | AWS認定 ソリューションアーキテクト アソシエイト |
AWSの 開発担当者 | AWS認定デベロッパー アソシエイト |
AWSのシステム管理者 | AWS 認定システムオペレーションアドミニストレーター |
プロフェッショナル
技術的役割別認定の最高レベルの資格です。
プロフェッショナルの資格には以下の2種類があります。
※プロフェッショナル試験においても受験資格は特にありません。
ただ、受験するにあたり、アソシエイトの資格を保有していることが推奨されています。
対象者 | 資格名 |
---|---|
AWS設計者 | AWS認定ソリューションアーキテクトプロフェッショナル |
AWSシステム開発者 | AWS 認定 DevOps エンジニア プロフェッショナル |
専門知識認定資格について
専門知識認定資格は、特定の技術分野での高度なスキルを証明するための認定資格です。
受験するには、クラウドプラクティショナーもしくは、アソシエイトの資格以上のレベルの資格を取得する
ことが推奨されています。
専門知識認定資格は分野ごとに以下の5つの資格が用意されています。
分野 | 資格 |
---|---|
ネットワーク | AWS認定 高度なネットワーキング |
データ分析 | AWS認定 データアナリティクス |
セキュリティー | AWS認定 セキュリティー |
機械学習 | AWS認定 機械学習 |
データベース | AWS認定 データベース |
AWS Certified Cloud Practitioner (CLF)とは???
クラウドプラクティショナー試験の概要
AWS認定クラウドプラクティショナー試験は、AWSクラウドの知識や、AWSが提供している
サービスを広く浅く学ぶ試験です。
先ほどもご紹介したように、役割別認定資格の ベーシックに位置づけられています。
AWSの認定資格の中で、最も難易度が低く、エンジニア初心者の方が学びやすい入門編となっております。
IT系の会社の営業の方や、これからAWSの勉強を始める方などにおすすめの資格です。
クラウドプラクティショナー試験範囲
クラウドプラクティショナー試験の試験範囲をまとめると以下です。
※↓に公式の試験範囲が掲載されているURLです。
AWS-Certified-Cloud-Practitioner_Exam-Guide.pdf (awsstatic.com)
分野 | 比重 | 内容 |
---|---|---|
クラウドの概念 | 26% | ・AWSクラウドの概念 ・AWSクラウドのエコノミクスの特徴。(運用にかかる費用など) ・クラウドアーキテクチャーの設計原理 |
セキュリティー | 25% | ・責任共有モデル ・AWSクラウドのセキュリティーとコンプライアンスに関する概念 ・AWSのアクセス管理機能 |
テクノロジー | 33% | ・AWSクラウドのデプロイ(実際に使用できるまでの準備) ・AWSクラウドの運用方法 ・主要なサービス |
サービス料金 | 16% | ・AWSサービスの料金モデル ・アカウントと請求モデル |
クラウドプラクティショナー試験時間と合格点
試験時間は90分、合格点は1000点満点中700点で合格です。
特に各分野ごとに60%以上取らなければいけないなどの条件はありません。
オススメの勉強方法
オススメの教材
動画講座
動画講座は以下の講座がめっちゃおすすめです。
14時間の動画講座が2440円で受けられちゃいます。
研修や予備校などでは恐らく30万円ほどかかりますが、2440円なら安いですよね。
この講座は視覚的に分かりやすく、ビジュアル解説が多いので非常におすすめです。
初心者の方でもしっかり理解できます。
また、実際の操作画面を見て学ぶことが出来き、納得しながら勉強を進めることが出来ます。
さらに、問題集もついているのでこの講座だけでも合格可能です!
【2022年版】これだけでOK! AWS認定クラウドプラクティショナー試験突破講座(豊富な試験問題290問付き) | Udemy
スポンサーリンク参考書
私は↓の参考書をお勧めします。
こちらの参考書は細かく丁寧に解説されており、図解も多かったため非常に分かりやすかったです。
また、聞きなれない単語にはちゃんと説明文が載っているため、
初心者の方にやさしい作りになっています。
AWSの資格は聞きなれない単語が多く登場するので、単語ごとに解説が記載されていると助かります。
問題集
私がお勧めする問題集は以下です。
いろいろ探してみましたが↓が一番役に立ちました。
↓の問題集に似たような問題が実際の試験でも出題されます!
ちなみに私は以下の問題集を3周しました。
【2022年版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問) | Udemy
スポンサーリンクおすすめの勉強方法
私がお勧めする勉強方法を紹介します。
※こちらで紹介する勉強方法は、未経験や初心者の方向けの勉強方法です。
以下の方法で勉強した場合のおおよその勉強時間は120時間です。
※ほかのサイトでは80時間で合格できるなどと記載されていたりしますが、未経験、初心者の方が80時間で
合格するのは難しいと思います。
クラウドプラクティショナー合格のために勉強することは以下です。
・動画講座「【2022年版】これだけでOK! AWS認定クラウドプラクティショナー試験突破講座」を受ける
・「AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー」を2週熟読する。
・「【2022年版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)」を3周する。
ちなみに、「AWS認定資格試験テキスト」の問題集はやらなくても大丈夫です。
問題集は「AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集」のみで十分合格できます。
合格するためにむだな時間を使わないためにも、やらなくてもいいことはやらないほうがいいと思います。
また、動画講座にも問題集がありますが、こちらの問題集もやらなくていいです。
合格するためのポイント
- 動画講座を受ける
- AWS認定資格テキストを2周熟読する
- 模擬問題集を3周する
これらを組み合わせることで、安全に合格を目指しやすいと感じました。
ゴリタン
インフラエンジニアとして、ネットワークとサーバーの運用・保守・構築・設計に幅広く携わり、
現在は大規模政府公共データの移行プロジェクトを担当。
CCNPやLPICレベル3、AWSセキュリティスペシャリストなどの資格を保有しています。